
本作品は、災害や社会変化によって失われていく住居空間と、そこに蓄積された個人や家族の記憶を保存・継承するためのデジタルアーカイブである。福島県富岡町夜ノ森地区にあった旧居を対象に、解体前の空間を 3D データとして記録し、居住者の語りや家族写真と統合した。鑑賞者が空間内を自由に探索する体験を通して、失われた住居を単なる記録ではなく、記憶を未来へつなぐ「器」として再構築することを目指した。
展示概要
主催:「ちょどフェス2026」ちょどプロジェクト(フェス➕畑)実行委員会
協力:遠足プロジェクト実行委員会(「生きた記憶の資料館」準備室)
日時:2026 年 9月 20日(日)12:00-14:00
会場:DAIS 石巻(石巻市真野字内原 228-2) Map
石巻駅より車で約 15 分。駐車場は 30 台まで無料です。
お問い合わせ:todasyou@mbk.nifty.com 090-9630-6924 (戸田)

アーティスト:タン ヤング / Tan Yanggu
中国・四川省生まれ、現在は東京を拠点に活動。武蔵野美術大学デザイン情報学コース修士課程修了。リアルタイムCGをメインとし、インタラクティブ・インスタレーション、CG映像、VRなど多岐にわたる分野で作品を制作している。技術の人間的側面に焦点を当て、デジタルメディアを通じて鑑賞者の感情に響く多感覚的な体験の創出を目指している。これまで、韓国の「WeSA Festival」や「Planned Accidents」、また北京の「交流方式」モジュラー電子音楽祭2025といった、東京、ソウル、上海、香港、深圳など多岐にわたる都市でオーディオビジュアル・ライブパフォーマンスを行ってきた。

記憶の棲む家 協力者:小野 雄希
石巻市博物館 学芸員(美術) 。1997年福島県富岡町生まれ。埼玉大学、大阪大学大学院修了。2023年より石巻市に移住。それに伴い、東京電力第一原発事故で帰れなかった富岡町の実家の整理を始める。実家は2024年の9月中旬から解体が始まるため、その思い出や記憶の継承の方法を考えている。